たくさんあるCADの強み!導入するとどんなメリットがある?


書いた線を簡単に消せる

製図は色々な線を書くのが基本ですが、CADではその書いた線を簡単に消すことができます。間違って書いてしまった線はもちろんのこと、下書きや補助に使用した線も消せるため、効率的に作業を進めやすいです。消した線の跡は残らない上に、もし必要であれば消した後にまた同じ形で戻すことも可能です。そういった作業を紙の製図で行おうとすると、消しゴムで丁寧に消す作業が必須となり、時間がかかります。その時間を短縮できるという意味だけでも、CADを導入するメリットはあるでしょう。

図面の拡大縮小も容易

図面では全体像を俯瞰で確認したり、他の図面を書き足したりするために、縮小しなければならないことがあります。けれど、紙の製図だと縮小する作業が非常に大変で、時間がかかります。その縮小作業は図面が複雑であればあるほど大変になり、場合によっては一部を省略しなければならないことにもなるでしょう。それに対してCADだと、少ない手順で簡単に縮小できます。紙だと数時間かかる作業を、数秒程度で済ませられることもあります。それと同じように拡大も難しくなく、いずれも作業を短時間で完了させやすいです。

3Dの製図も簡単にできる

製図では平面だけではなく、立体的な図面を書くこともあります。その立体製図でもCADの性能が発揮しやすいです。CADだと立体製図をする際のパースの計算が容易で、角度や比率の精度が高い仕上がりにしやすいです。さらに完成した立体図は、上下左右色々な角度から確認できます。これは紙の製図では到底実現できないことで、別角度から新しい情報を得たり、図面の詳細を説明する際に伝えやすくなったりします。

水道CADは、パソコン等を利用して建築関係の設計図を作成するツールで、主に上下水道の配管図面の作成に使われます。